子連れフィレンツェの旅 その1

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12月26日より3泊4日の日程でフィレンツェ旅行に出かけた。

フィレンツェへの旅はロンドン・ガトウィック空港から、スペインのVueling航空というLCCを利用することに。

旅行前の準備

宿泊先について

  • 子連れの旅ではLD/寝室分離、キッチン付きが重要なので民泊。但し今回はAirbnbでなく、価格的に安かったのでBooking.comを利用。中央市場前、ドゥオモに至近の部屋をレンタル。フィレンツェは観光都市なので、Airbnbの様な完全な民泊だけでなく、アパートの部屋を貸し出す民宿的なビジネスをしている業者も多いようだ。

ドゥオモ、及びウフィッツィ美術館のチケット予約について

いざ出発!ガトウィック空港まで

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当日、マイカーで出発。ロンドンの北部のハムステッドから南のガトウィック空港までは遠い!まさにロンドン縦断。42マイル(=67.2キロ)もあるため、車で1時間半程かかり、これだけで小旅行。幸いクリスマスの翌日、及び朝6時半過ぎ出発だったのが救い。ガトウィック空港はLCCメインの空港だけに照明も少なめで質素な作り。

雲の上でハプニング発生、ピサ空港へダイバート

ロンドンからフィレンツェまでは2時間10分程度。まるで羽田から福岡に飛ぶ程度で行けてしまう。。。のつもりだったが、機内でアナウンスが。

「フィレンツェ空港が霧の為着陸できません。ピサ空港に着陸します。フィレンツェへは代替バスを用意します。」

グルグル旋回して予定を遅れること30分、13:30にピサ空港に到着。到着ロビーのベンチで時間を過ごすが、待てども待てども代替バスは来ない。昼飯のタイミングを逃し腹は減るわ、子供は昼寝の時間にさしかかり我慢の限界に達するわ、もう踏んだり蹴ったり。。

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ようやくバスが来たのがなんと16時!ウフィッツィ美術館の入場予約は同日16時15分だったのだ!終わった。。。

代替バスを待たずにさっさと一人6ユーロのバスに乗るべきだった。

着くには着いたが・・・

ピサの空港は快晴だったので、フィレンツェが霧なんて全く信じられなかったのだが、高速道路を走っているとフィレンツェの近くから周りの景色が全く見えなくなるくらいの濃霧。確かにdivertは仕方がない。しかしこの先観光に支障が出ないか心配になるレベル。当初の予定より4時間遅れでフィレンツェ空港に到着。空港は郊外なのでさらにタクシーでフィレンツェ駅まで22ユーロ。もうボロボロ。

タクシー車中でふと思う。おや、待てよ、ピサの空港バスだったら一人6ユーロでフィレンツェ駅までつけたはずだ。。。益々腹立たしい。

この日はチェックインして、夕食を食べるだけで精一杯。

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夕食に出かけるついでに眺めたドゥオモ。やばい、霞んで見えない。。

夕食は子連れでも大丈夫な店かつ旨いと事前チェックしていたトラットリア・マンマ・ジーナで。フィレンツェ名物モツの煮込み「トリッパ」と、トスカーナの地酒「キャンティ・クラシコ」を堪能。すっかり長旅の苦労も忘れたのだった。

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つづく

 

 

メリークリスマス!

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Merry Christmas!

皆様いかがお過ごしでしょうか。ロンドンのクリスマスは朝から雨が降り続き、窓から見える景色は憂鬱です。バスや電車は運休し、普段は喧騒にまみれた大通りも車が往来せず、厳かな雰囲気に包まれています。

今晩はこちらで知り合ったカナダ人のお家にお呼ばれ。2家族でクリスマスディナーを楽しみました。娘はクリスマスプレゼントを頂き、楽しそうに遊んでいました。こんな時の移動はUberが大活躍です。
playing

明日からは休日を利用し、フィレンツェに飛びます。みなさまも素敵な冬休みをお過ごしください。

英国のクリスマススイーツを食す

IMG_4912イギリスはクリスマス一色。明日25日はロンドンのバスも地下鉄も一日中運行休止になるのだそう。そのような中、スーパーで買ったイギリス伝統のクリスマススイーツを試してみた。上はミンスパイ(mince pie)と紅茶ではなくてモルドワイン(mulled wine)。モルドワインは日本で言うホットワイン。シナモンやナツメグなどスパイスの効かせた甘い赤ワインを温めて飲む。これは日本で飲む味と変わらずほっこり美味しい。ミンスパイはてっきり肉のミンチのことかと思ったが、レーズンなどのドライフルーツが入った甘いジャム的なものがフィリングとして入っていてビックリ。さくさくしたパイ生地とジューシーなフィリングがマッチして普通に美味しい。

次に挑戦したのはクリスマスプディング。こちらのクリスマスケーキ的存在のようだ。

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半球状のプラスチックケースに入っており、まるで小さなドンブリ。写真を見るとこちらを開封してひっくり返し、プッチンプリンよろしく皿に盛り付けるようだ。

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黒くてデカイ。サイズは大きめの肉まんサイズ。綺麗に丸くつるつるしている。かわいいけれども華はない。さすがイギリス、素朴なお菓子。

ナイフで切ってみるとニチャっとした感覚。中は想像通りレーズンやプルーンのようなドライフルーツがギッシリでかなりヘビーなお味。一切れでマグカップ一杯分の紅茶が飲めました。

総括すると、ミンスパイもクリスマスプディングもどちらもドライフルーツたっぷりで同じ味がする。喉が渇く。お茶がほしい。

UKのappstoreからアプリが落とせない

covent_gardenなんと自分はapp store UKからiPhoneアプリのダウンロードが出来ない。いろいろ確認したがやはり出来ない。来年6月25日はまでは。。。

BTのポストペイドSIMの契約をしたことは先般このブログで報告した。事実はBTの利用者はサービスの一環としてBT wifiを利用できる。BTでは街中の商業施設や駅などの様々なエリアでwifi環境が提供されており、BTで契約者には無料でログインできるのだ。そのwifiを自動で利用する為のiphone向けアプリがのappstoreで提供されている。

 

bt-wifi-app-page

BT wifiのアプリはUK appstoreのみで提供されているため、リンクを踏むと自動的にJPからUKのappstoreへ切り替わる。当該アプリをDLをするためにはUKのアカウント登録が必要。上記のようにエラーが出る。ここまでは想定済み。自分はUKのVISAデビットカードを持っているのでUKの登録すれば何の問題もないはずだ。

アカウント変更は、「設定>iTunes & App Store>Apple ID>Apple IDを表示>国又は地域名」から行うことが出来る。

account_settings

ところがappstoreのアカウント登録を切り替えようとすると更にエラーが出た。

error_message

なんだこりゃ?つまりは自分の入っているiTunes matchを解約するしか無いのか?そこで再度「設定>iTunes & App Store>Apple ID>Apple IDを表示」に戻り、下記の画面からiTunes Matchの解約を行おうとする。

iTunes Match

問題はココ。iTunes Matchの解約を行うとするのだが有効期間が来年、つまり2016年の6月24日となっている、当該サービスは年間契約なのだ。従ってこの更新をオフにしたところですぐ解約となるわけではなく、あくまで来年の更新が自動で行われないようにするだけである。実際Storeの切り替えを試みても2つ目の画面が出てしまう。

appleのページでトラブルシュートを試みると死亡宣告。ちーん。

troubleshoot

どうやら年間契約のiTunes Matchが終わる来年6月24日まではUK appstoreにアクセスはできても、アカウント変更が効かないためにダウンロードが出来ないらしい。店舗のお得なクーポンが手に入るアプリ等、UKでしか提供していないアプリはたくさんある。

不自由な生活は続く。。。

※トップの写真は今日訪れたコヴェント・ガーデン。クリスマス一色でした。

パースニップを食す

persnip1

今日の晩ごはんは頂き物のアヤム・ゴレンの素を使ってシンガポールチキンライス。炊飯ジャーの中にご飯と素と鶏モモ肉をぶち込んでスイッチを押すだけの簡単料理。子供のウケは抜群。楽で助かる。

炊飯スイッチを押せばやることが無い、ので先日買ってきたパースニップを調理してみた。

パースニップは白い色をした人参型野菜。こちらのスーパーの目立つところに山積みに売られているので、物珍しさからつい手を伸ばしてしまった。やはりここは英国、食べ慣れた食事もいいけど、ここでしか食べられない現地の味を試さなくては。Wikipediaによれば:

パースニップ
「ニンジンのような肉質の白い主根を食用とする。ニンジンに似た香気があり、味は淡白で甘みとわずかな苦味がある。煮崩れしないため、ポトフシチューボルシチなどの煮込み料理に適している。

葉や茎の汁はフラノクマリンを含むため光線過敏を引き起こす。このため取り扱いには注意が必要である。」

なるほど、若干クセのある野菜なのだな。しかも毒まで含まれている。これは何かカラダに良い薬草系なのかな。ワクワク。

ところで色は本当に白い。人参と比べるとこのような違い。

parsnip2

ピーラーで皮を剥いてみると、「臭っ!」。何なのだろう、この匂い。みずみずしい朝鮮人参かウナコーワとかサロンパスの匂いを薄めたような匂いがする。人参とは似つかぬ匂い。

短冊状に切ろうとすると、「硬っ!」。まるでカボチャの硬度をもった人参のようだ。このメタルスライム的な物体を4本短冊切りに退治すること数分、すっかり手首が痛くなった。

全く未知のこの野菜、ネット上で食べ方を確認し、とりあえずルクエで蒸かして炒めることにした。

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食べてみるとすっかり匂いが消えた。これは芋です。サツマイモ。他のネットでも書かれているようにホクホク・ねっとりの食感とやさしい甘さになる。これは普通に美味しい。

一応楽天で見てみると日本でも1kg1,800円で売られているようだ。前言を撤回するようだが、だったらサツマイモ買ったほうがいいね。サツマイモと同じだもの。こちらでは1kg 1〜2ポンド程度、日本円で190-380円くらいの身近な野菜。パースニップの皮を剥いた時の形容しがたい薬草臭にご興味のあるかたはぜひお試しを。