この一月を振り返って

winter_wonderland

英国に来て主夫として生活が始まり、まもなく1ヶ月が経とうとしている。まさに生活を立上げるための1ヶ月だった。振り返るといろいろな出来事があった。時系列に並べると以下の通り。

  1. airbnbでの仮住まいの開始(-)*
  2. 子供の風邪の悪化(-)
  3. 子供の指をドアに挟む(-)
  4. 新居への引っ越し(+)
  5. 航空便の到着(+)
  6. 子供がベビーカーごと倒れて鼻血(-)
  7. 子供の風邪の回復(+)
  8. 子供を定期的に遊べるコミュニティセンターの発見(+)
  9. 納車(+)
  10. TVの開通(+)
  11. 電話線の不具合によるネットの不通(-)
  12. IKEAで家具購入(+)
  13. 中華系スーパーマーケットの開拓(+)
  14. 船便の到着(+)
  15. ネットの開通

*(+)はQOL(quality of life)の改善につながったもの、(-)はその逆

(1)については、1週間程ベトナム人オーナーの素敵な部屋を借りて住んだのが、正直スーツケースの荷物で暮らす生活は心身共にすり減る一方だった。そのような中で娘の風邪は悪化(2)、さらに指を扉に挟むという(3)が発生した。

1週間娘の看病だけの暮らしに耐え、現在の住居への引っ越し(4)、及び航空便の25箱の荷物が届いて(5)ようやく心が落ち着いた。ハムステッドという居住地域の美しさ、格調高さも癒やされた。

一方引っ越し当日に娘がベビーカーから落ちて鼻血を大量に出し(6)、心が荒む。しかし娘の風邪が大分直ったことで、ようやく娘を連れて、外へ遊びに行けるようになり、自分の心も開放感にひたることが出来た。(7)

 

そこで次のステップとして、子供が毎日通えるような地域の子供教室を探して更に生活のリズムを整えていく。(8)

依然TVやネットは開通していないものの、先行してマイカーが納車される。結果近くのショッピングモールへ買い出しが大量にできるようになり、食料は勿論のこと、ミネラルウォーターや、ビールのまとめ買いなどができるようになり、食事の準備の不自由から開放される。(9)

TVのセットトップボックスとブロードバンドルータが届く。TVが見れるようになる(10)。娘にTVを見せている間に家事に専念ができるようになる。一方ブロードバンドについては繋がらず暫く業者とクレームのやり取りが続く(11)。

マイカーにより10マイル四方程度に行動範囲が広がる。まずはIKEAに向かい収納家具や洗面所のツール等の充実を図る(12)。更には、中国系資本の大型スーパーマーケットに行き(13)、日中韓および東南アジアの食材を買い込み、毎日の料理のバラエティの充実が図れるようになる。

船便52箱が到着し(14)、一旦片付けた段ボール箱が再び部屋いっぱいになるが、洗剤、食器、米・味噌・各種出汁の素、味ぽん等の調味料が到着する。

ネットがつながり、Wifi環境が整備される。生活情報の収集が簡単に行えるようになったことと、家計簿等をWebサービスで記録していくことができるようになった(15)。

主夫として、自宅に娘と居ることがデフォルトの身としては、この環境の一つ一つの改善が、育児、食事、掃除、洗濯といった家事の遂行に影響を与え、ついては心身の健康に繋がることが身を持って思い知らされた。

環境の整備はまだまだ続いていくが、自分のスキルもまだまだ足りないことが多い。来月辺りには自分の仕事や趣味の時間を作れるくらいに家事・育児の効率化とクオリティのアップを狙っていこう。

※写真は今日訪れたハイドパークのWinter Wonderlandという移動遊園地。大勢の人でごった返している。なにせ春のような暖かい気候、ダウンを着こむと汗が噴き出してくる。TVのニュースによると最近は1960年から4番目に気温が高い異常気象が続いているのだとか。