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2016-09-26

ママ達の乱(パパも少々含む)その3

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前回からの続き

ナーサリーのサービスクオリティにママ・パパの不安/不満が爆発。窮状を訴えようとナーサリー園長のサンドラを前に2−3歳児クラスの父母が12人ほど集結。我が家は妻の都合がつかないので、自分が早めに仕事を切り上げ、出席。若干緊張が走る重い雰囲気の中、早速がら空きの教室にサークル状に席を並べ、着席する。

園長も今回の会合のアジェンダを作成済みで、早速紙を配り始める。丁寧な準備というか、何となく受けて立つといった感じ。大まかな構成は1. ディスカッション、2. これまでの親からのフィードバックを受けた今後の園としての対応、といったところ。

議論の口着を切ったのは、昨日の事前ミーティングを仕切ったスペイン人のパパ。まずは今回の会合を開いてくれた旨、および子供達の面倒をみてもらって大変感謝している旨をお礼として伝え、決してクレームではなく、建設的に話がしたいという口上を述べた。

その後、事前の打ち合わせ通り、ママたちが次に続く。要望や提案などを交えながら、クラスのリーダシップの欠如、起因する部屋の整頓や子供のケアの不足、園からのコミュニケーションが不足していることなどを述べていった。

これらの内容は既にメールや個別の相談でサンドラは把握済みであるため、皆からの話を一旦聞いた後、サンドラは畳み掛けるように回答をし始めた。

  • 部屋のカオス状態について
    •  部屋のレイアウト上、当該クラスの教室が他の年次のクラスの通り道にもなっていることが一部原因。朝9時以降は他クラス生徒、父母の通行を禁止し、裏口から入ってもらうようにする。
  • クラスのリーダーシップ不在については
    • クラスの保育士リーダーのサマンサは産休復帰直後で、2週間後にフルタイムに復帰する。
    • サマンサはこのナーサリーでももっともベテランで有能であり、我々父母が考えている部屋の整頓や子供のケアの改善は問題なくなるだろう。
  • 今後の改善点についてのフォローアップ
    • サマンサがフルタイムで復帰し6週間後に個別のミーティングを父母と行う。

終始園長のサンドラはにこやかに話しているが、スタンスとしてはあなた方は素人、子育てに不安はあるのも判るが、私の言うとおりにしなさいという毅然としたというか、頑固なところが見え隠れしている。何か提案があっても圧倒的な経験の差であれはこうだから、それはわかるけど結局こうなっちゃうから、みたいな形で撃破されてしまう。

  • スタッフの顔が見えない、誰だかわからないという点については、
    • 各教室の入り口にスタッフの写真が貼られている。ナーサリーは全てオープンなので自ら見に来て欲しい。
  • ナーサリーが父母会を開催してもいいのではないか
    • これは過去やったことがあるが、結局皆忙しい為、人が集まらなくなる。

など、結局、サンドラのペースで話が進んでいく。

そして最後に今回集団的行動の発端となった、WhatsAppでの親たちの交流についてクギを刺してきた。WhatsAppのママチャットについては、ネガティブな不満をぶちまける場所にならないよう、念を押してきた。不満があれば、個別に私のところに相談しに来てほしい。いつでもオープンドアにしておくからと。

SNSネガティブなことを親同士で情報を交換しても良い方向に行かないし、万が一園に対する誹謗中傷をfacebookなどにポストしたりすることは、法的措置をとることにつながる可能性もあるとまで言ってきた。

会合が終わった後もパパママたちは今後の改善がどうこうよりも、サンドラの対応のWhatsAppの話で持ちきりになってしまった。

「SNSになんであんなに目の色変えて高圧的になるんだろうね。過去に親たちとトラブルがあったのかな?ちょっとやな感じだよね。」

ともあれ、この後集団でどうこうするという話は一旦終了し、我々としては状況の改善を見守っていくことと、個々人の問題は個別にサンドラに相談することで収束していった。後者については、親たちは個別にサンドラとより個別イシューなどについて話す機会を設けてもらうことになった。

それから数日後、サンドラからフォローアップメールが来た。あれこれかいてあるのだが、やっぱりSNS、というか集団行動を相当嫌っている一文が。

Referring to your ’Whatsapp’ group that you’ve tagged on to your mail; as long as this remains a positive group to “arrange local meet ups for the kids and for the parents too”, it is fine, however should it be used for negative purposes and become a means for slander, mobbing or defamation, then this type of communication and behaviour would be totally unacceptable, as i am sure you would agree, and action would have to be taken to stop it.

メール内で引用されていたWhats appグループについては、子供達や親たちが集まって交流を深めるためのポジティブなものなら良いのですが、もしそれがネガティブな目的、例えば園の悪口を叩いたり、集団的暴挙を図ったり、誹謗中傷につながる事に利用するのであれば、コミュニケーション方法としては全く受け入れる事ができません。私の考えに賛同してもらえると思ってますが、こうした行動にならないようにしなくてはなりません。

なんじゃ?すごいinsultingな表現だ。父母に向かってslanderとかmobbingとか使うのか?

たとえ、集団でモンスターペアレンツ化されないように親たちを個別に分断しようとしても、こんな書き方で皆に送ったら藪蛇ではないのか?

この一連の出来事における最終ラウンドは3週間後、私と妻、園長との個別ミーティングへとつながっていく。

つづく

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