主夫のグッズ:マキタ掃除機

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日本から持参した家電で最も頻繁に使っているのは炊飯器を除けばマキタのコードレス掃除機である。

毎日娘が食事した後の床掃除、炊事後のキッチンの床掃除をするほか、スキマ時間に洗面所の髪の毛を吸ったり、部屋や廊下のホコリを取ったりすることで、簡単に室内のメンテナンスができる。

結果、普通の掃除機を利用する回数を減らすことが出来、非常に家事効率が良くなるアイテムである。勿論月に1回程度のマイカーの車内掃除もこれでOK

再充電も15分位で完了するのでどんな時でもすぐ使えて安心。

日本でも暫く使っていてとても便利だったのだが、こちらに来て子供が成長し、さらに部屋を汚すような年頃になったのでなおさら大活躍である。

このマキタ、集塵方法には紙パック式とフィルター式があるが、海外生活では使い捨て部分があると調達が難しいため、うちはフィルター式のもの。バッテリー出力も18Vでラインナップ中の最強モデル、吸引力で困ったことは一度もない。30,000円弱と値段は張ったが、その価値は充分ある。

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ところで問題は充電器。100V 50/60Hz仕様なので海外に持って行く場合は変圧器が必要になる。メーカー的にはこの充電器、変圧器仕様を禁じており、壊れてもメーカー保証外になるのだが、自分は半年使っていまのところ全く問題は起きていない。イギリスで使う分には問題ないと思われる。

ロンドンで2歳児検診

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2歳児検診の為、Hendon Centralロンドン医療センターに娘を連れて行った。

なんと結果はぽっちゃり認定。

現在2歳で身長85センチ・13.5キロ。すでに普通の体重のレンジを超えてちょい肥満の域に達してしまった。先生からはこの年で肥満は将来的にまずい、3歳まで15キロを超えてはならないときつくお達しをいただいた。とにかくフルーツ以外の甘いものは即やめなさいと。

思い返せば、渡英してから自分が育児主担当として四六時中娘と一緒にいる中、自分のいうことを聴かせたり、泣いたりわめいたりする娘の機嫌を取る手段としてジュースを飲ませたり、甘いモノを食べさせたりしてしまった。そのことをとても後悔している。自分の心が弱かったということだ。

先生曰く2歳児の1日の基礎代謝は約800kcalあり、成人女性の基礎代謝は1,200程度で大人の半分以上はあるから、ご飯を食べる量はそれなりあるのが当然とのこと。要は甘いモノをなくせば良さそうだ。

現在は毎回娘の風呂あがりに体重をチェック、ここ1週間は13.5kgの間を行ったり来たりしている。半年はこの体重をキープさせたいところ。

甘いものダイエットをやってみてわかったのだが、ジュース離れをさせるため、ジュースを水で10倍に薄めてもはや味がよくわからなくしているが、それでも娘は喜んで飲んでいる。勿論視界に入らないようにする努力は必要だが、お菓子類もあげずにいれば要求されない。間食をさせないよう夕食を早めに食べさせるなど、とにかく親の節制、努力次第ということがよくわかった。

来年はスリムな姿を先生を見せてやろう。ぽっちゃりなんて言わせない。

Brexitを目の当たりにして

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図らずも、歴史的瞬間に英国にいてしまったわけだが、まあ驚いた。

先週から雨がちで、昨日の土砂降りからうって変わって青空が広がるロンドン。皮肉にもEC残留是非の国民投票が終わり、目下の問題も行方がクリアになった。

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イギリス人の友人も「こんなアホな結果になるなんて。。UKは終わった」と落胆の色は隠せない。これに引き続いて起こりうるスコットランドの独立も「まあそうなるでしょ、全然違う国だし」ともはや淡々である。

これから欧州連合リスボン条約50条をに基づき、英国政府はECへ脱退を申し入れ、実際脱退するまでのプロセスが2年はかかると言われている。勿論脱退を申し入れてしまったら後戻りは全加盟国の同意が無いと無理なようだが、とはいえそれまでに国民の頭が冷めて違った展開を見せるのではないかという楽観的な見方をする英国人もいる。

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ロンドン以外のイングランドはほぼ全部脱退が優勢だったことも考えると、この国のあり方が相当歪んでいたんだろうなと思う。金融関係者が億単位の年収をもらってポルシェを乗り回し、普通の会社の平社員で年収3〜400万円、管理職でも年収5〜600万円程度の暮らしぶりしか出来ないこの国。地方や貧しい人にとってはEC脱退によって失うものすらあまりないのだろう。

ロンドンの保活事情

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イギリスも日本と同じ共働きが基本なので、子供を産んだ後、女性は職場に復帰するために保活が始まる。しかしその厳しさたるや、昨今保育園不足と言われている東京と同じくらい厳しいのではないだろうか。

まず、イギリスのナーサリーについてだが、こちらは日本より1年早く5歳から義務教育(小学校)が始まるので、保育は0−4歳までの間になる。また、日本と同様、2歳半から4歳は小学校に上がるための幼稚園的な教育が平行して始まる。

ナーサリーに入るためには、長いウェイトリストを待たなくてはならない。こちらでは日本の公立保育園という概念が無い、つまり料金が安くて品質も均一、そんなものはないのだ。月30万円位お金を出せばその分だけ良い施設に入れるし、人気がないところは質も悪い。値段も質もそこそこ、といった中間層はいつも人気になってしまう。

自分も何件か説明会を回ったのだが、お腹の大きなお母さんや、まだ1歳半ば程度の小さなこどもを連れて説明会に来ていたのが印象的だった。

特に、私立の小学校に相当するプレップスクールの付属ナーサリーとなると非常に人気が高くなる。名門パブリックスクール(私立中高に相当)に入るためには、それなりの優秀なプレップスクールに入学する必要があり、ナーサリーから入ればエスカレーターでプレップスクールへ上がれるからだ。勿論名門パブリックスクールに入れれば、かのオックスフォード大学やケンブリッジ大学が見えてくる。ここでは受験戦争が保育園から既に始まっているのだ。

運良く順番が回って入園出来たものの、フルタイムで入れない場合もよくある。そのばあいは、週に2日、3日からスタートするしか無い。

週に2,3日しか預けられない、もしくはウェイトリストですぐには入れない場合、どうするのか。

この場合は、母親が週3日のパートタイム勤務に切替え仕事をするか、フルタイムで働くならばナニーを雇うもしくはチャイルドマインダーという保育士の自宅に預けるという方法をとる。

ナニーはこちらでは結構ポピュラーで、フィリピン人の女性が白人の子供を連れて、近くの公民館の子ども教室に遊ばせに来たりするのをよく見かける。ただ、これもかなりお金持ちのオプション。人一人雇うわけだから相当な値段になる。従って一人のナニーを2人でシェアしたりすることも多いそう。チャイルドマインダーも人気だが、やはり月20万円はかかる模様

我が家はこの国でお受験させるわけでもないので、普通のナーサリーでのびのびしてもらえれば良いと思い、通わせている一方、イギリス人だったらさぞ子供の将来をどう設計するのか、頭を悩ますことが多く大変だろうなと思う。

芝花粉症になった

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最近になって花粉症の症状がひどい。常時ではなく、特定の場所に来ると発生するのだ。日本では花粉症でなかったのに全く困った話だ。

鼻水とのどの痛み、分かる人にはわかると思うが、あのメロンを食べた時に起きるイガイガの感覚。

その特定の場所とは公園。森や雑木林ではなく、芝生が広がる街中の整備された公園。例えばプリムローズヒルやリージェンツ・パーク、チェルシー王立病院の敷地で行われたチェルシー・フラワーショーに行ったりすると激しいアレルギーが出た。

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どうやらこれは芝花粉症といって、こちらではメジャーな花粉症とのこと。芝生から発生する何かがアレルギー源になっている模様。
折角芝生の緑が美しい季節なのに子供を遊ばせるのが億劫になる。

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しかたがないので、鼻に関してはこちらの点鼻薬を購入。
しかし、鼻は良くても喉は治らない。

最近は芝生のないところ、とにかくロンドン中心部にいくだけで鼻の調子が悪い。
自分の住んでいるハムステッドも公園があるのに、本当に不思議だ。