イギリスはクリスマス一色。明日25日はロンドンのバスも地下鉄も一日中運行休止になるのだそう。そのような中、スーパーで買ったイギリス伝統のクリスマススイーツを試してみた。上はミンスパイ(mince pie)と紅茶ではなくてモルドワイン(mulled wine)。モルドワインは日本で言うホットワイン。シナモンやナツメグなどスパイスの効かせた甘い赤ワインを温めて飲む。これは日本で飲む味と変わらずほっこり美味しい。ミンスパイはてっきり肉のミンチのことかと思ったが、レーズンなどのドライフルーツが入った甘いジャム的なものがフィリングとして入っていてビックリ。さくさくしたパイ生地とジューシーなフィリングがマッチして普通に美味しい。
次に挑戦したのはクリスマスプディング。こちらのクリスマスケーキ的存在のようだ。
半球状のプラスチックケースに入っており、まるで小さなドンブリ。写真を見るとこちらを開封してひっくり返し、プッチンプリンよろしく皿に盛り付けるようだ。
黒くてデカイ。サイズは大きめの肉まんサイズ。綺麗に丸くつるつるしている。かわいいけれども華はない。さすがイギリス、素朴なお菓子。
ナイフで切ってみるとニチャっとした感覚。中は想像通りレーズンやプルーンのようなドライフルーツがギッシリでかなりヘビーなお味。一切れでマグカップ一杯分の紅茶が飲めました。
総括すると、ミンスパイもクリスマスプディングもどちらもドライフルーツたっぷりで同じ味がする。喉が渇く。お茶がほしい。