子供向けコンサートを楽しむ : Bach to Baby

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Bach to Babyという乳幼児の為のコンサートがロンドン随所で行われている。小さい子供向けとは言え、さすがはヨーロッパ、一流オーケストラのプロミュージシャンによる本格的な演奏が行われる。近所のハムステッドでも時折開催されているのを知って、娘を連れて行く事にした。価格も£10前後と外食ランチ一回分くらいの手頃さ。場所はハムステッドのBurgh House & Hampstead Museum。今回は最近知り合った駐在日本人の奥様をお誘いしてのお出かけとなる。ようやく駐在夫らしい生活になってきたかな?

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  重厚な建物の中は素敵なコンサート空間が。とはいえイベント自体はカジュアルな雰囲気。わりと6ヶ月前後の赤ん坊が多く、20ヶ月のうちの娘はむしろ年長者の部類だった。もちろんギャーギャー騒騒しいが、親的には安心して参加できるのが嬉しい。ピアニストの目の前に子どもたちがウロウロしたり座ったり、思い思いに楽しんでいる。

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今回は珍しくクラシックではなく、ジャズ・ピアニストのJonathan Taylorによる、A Brief History of Jazzというテーマのコンサートだった。ラグタイムからスイング、ビバップといった一連のジャズの歴史を振り返るコンサートで、最後に子供向けらしく、キラキラ星などの童謡の演奏もリクエストに応えて数曲行ってくれた。

うちの娘もとおり開場を出てウロウロしたり集中力を欠くも、意外とちゃんと聞いてくれて、リズムに合わせて踊ったりもしていた。写真はその1枚。あ、シャツの裾が出てる。。。。

ところでコンサート中音楽どころではない衝撃を受けた。それはイギリスのママの授乳。こちらでは授乳ケープを付けないようだ。ホール中央の通路でしゃがんで娘の写真をとっている際、ふと横を見たら座席で授乳中のママの生オッパイが同じ視線の高さにあってドキドキした。授乳とジャズ。不思議に甘美な響き。Bカップならぬビーバップでスイングスイング。。。これをむしろメインにブログを書きたい位だが不謹慎なのでここまでにしておく。

イギリスで家計簿をつける

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ロンドンはこのところ雨ばかり。。。

ところで家計簿をつけるのも主夫の勤め。日本円でつけるとなれば、マネーフォワードやDr.Walletなど家計簿アプリが多数存在するが、今回はポンド建てでの記録となる。そうなると選択肢が実は無い。いろいろなアプリを確認した結果、メジャーどころではzaimのみが円以外の通貨に対応していた。

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入力も簡単だし、海外生活者にとって便利だと思う。但し、海外通貨に対応しているのにもかかわらず、プロフィール欄等は日本国内しか選べず、時間帯、天気予報などの情報が海外に対応していない。ここは是非整合性を持たせていただきたいと思う。

ちなみに、これまでzaimユーザーで、日本円で家計簿をつけていた場合、外貨単位に切り替えると、以前のデータも変換され、おかしな数値になってしまうため、要注意。一つのアカウント内で期間によって通貨単位を変えることは出来ないのだ。別アカウントを立てるべし。

尚、入力の元データとなるレシートについては、我が家ではテーブルに蕎麦猪口をおいてそこに妻の職場でのランチ費用などのレシートを突っ込んでもらうようにしている。円筒形なので入れやすく大きさの割にレシートが結構入るのが良い。勿論マグカップのほうが沢山入るが、余りキャパシティが大きいと貯まり過ぎて後々面倒くさくなるので、小ぶりのほうが良い。soba-choko

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主夫であることへの葛藤

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妻が仕事上海外転勤になり、子供もまだ20ヶ月程度。故に自分は職を辞し家族一緒に渡英したのだが、本当は自分も仕事を続けたかったことは今でも変わりはない。

FBのポストに上がってくるポストは仕事のリア充で溢れている。自分の会社が大きなった、資金調達した、もしくは自分の仕事が実を結んだ、転職しより良い仕事を得られたetc.

はあそうですか。ため息が出る。まったく今の自分には関係ない。

先日はロンドンで母校となる大学のアルムナイパーティがあり、参加したところ、これまた気分が鬱になった。皆さん大手の商社や金融で活躍される錚々たる面々。交換する名刺もない自分はただの無職のオヤジでしかない。肩身が狭く感じた。相手の方には全く非はない、ただ、自滅してる自分が悪いだけだ。とはいえ、こういったキラキラした場所で社会の流れに抗うのは心がしんどい。

私は毎日子供の様子をつぶさに観察してる。何を食べたか食べなかったか、ウンチの状態はどうだったか、また新しい言葉をしゃべった、トーマスの機関車の名前をまた一つ覚えた、怖がっていたブランコに乗れるようになった。それがすべて、それが主夫。

悩んでいてもまた日は昇る。あしたも頑張ろう。

ハムステッド・ヒース散策(ほんの一部)

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今年に入ってから雨が降らない日はないロンドン。子供を外で遊ばせられないのが辛い。子供には外で元気に遊んでもらうからこそ、昼をしっかり食べ、昼寝もしっかりする。雨で一日家にいるとおやつが続いて食事のサイクルは乱れるし、疲れないので昼寝が難しくなる。

今日はハムステッド・ヒースの東方面へ散歩。先週末娘にベビーカー用のフットマフを購入したので遠出ができるようになった。

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これが無い間は、寒すぎて娘はベビーカーに座っても5分と持たず、すぐ抱っこをせがむ。こっちは抱っこ続きで腕が痛くなり遠出ができないという悪循環になっていた。

ところでハムステッド・ヒースとは、ロンドン最大の公園。公園というか、日本で言う自然公園。広大な敷地は芝生の丘あり雑木林ありの大自然が広がる。道も舗装がなかったりしてまるでトレッキングコース。雨がちなロンドンの冬に足を踏み込むと、ぬかるみだらけで靴は泥だらけ、ベビーカーはまるでラリーを完走したクルマのような惨状になる。

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一度、南から北へ子供をベビーカーに乗せて公園内を探索したのだが、20分位ぬかるんだ山道を進んで挫折。現在地をGoogle mapsで確認すると、敷地の入口から微動した程度。どこまで大きいのだこの公園。恐らく南北縦断するのに2時間近くかかるのではと思う。

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南北縦断は春になるまで諦め、今回はハムステッド・ヒース駅から東へ公園沿いの住宅地を歩くことにした。家から20分くらいあるいただろうか、再び公園の入口が突如現れたので入ってみた。

すると、広大な芝生の丘が出現、羊や牛がいそうなくらい広い。

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その芝生の反対側に子供のプレイグラウンドを発見!かなり大きい。この近辺の子供の遊び場では決定版と言った感じ。

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ロンドンでは、必ずしも公園=子供の遊び場ではないので、滑り台やブランコはplaygroundと呼ばれる、柵で囲われ、指定時間街は扉がロックされるような場所に限られるのだ。従って、近所に子供を遊ばせられる場所があることはありがたいことで、しかも大規模なものがあるのは本当にラッキーなだ。

すこし足を伸ばすと、Parliament Hill Cafeというカフェもあった。犬の散歩をしている人や子供連れの奥様方がコーヒーやランチを楽しんでいる。

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この公園も春になれば、雨も減り、広大な芝生は居心地の良い広場に変わるのだろう。少し遠くからでも訪れる価値のある子連れスポットだと思う。

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Children’s Playground and Paddling Pool
オーバーグラウンドのハムステッドヒース駅より徒歩約10分

ロンドンで髪を切る

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去る12月の後半に、初めてロンドンで髪を切りに行った。
海外生活の立上げで意外とクリティカルな割には盲点になるのが散髪。出国して1ヶ月も経つとボサボサになってくるが、どこの誰に切ってもらうのが良いのかわからないまま、悩んでいるうちに時が過ぎていく。その結果、更にボサボサ。冬のロンドンは雨が多いので余計鬱陶しい。

在英日本人の先輩から、『英国人のお店で自分の写真を見せて入念に説明しつつも3,4回失敗。その後ようやく分かり合えた。』なんて話を聞くと安易に英国人の店に行くのもどうかなと考えてしまう。東洋人は白人とは毛質も頭の形も違う。

自分は頭がでかくて、丸い、後頭部は絶壁気味。喩えるなら茹で過ぎてへこんだグリーンピース。私が観察するに白人の傾向は頭た小さく、サイドが長い楕円形。アーモンド型。カッコイイ。

一方、東洋人でも国によって髪型は若干違ってくる。米国留学していた時はただ安いという理由だけで韓国系の理髪店に行っていたが、見事に頭の側面が刈り上がり、某国の将軍様になってしまった。

ロンドンの日本人には有名なクラシファイドサイト「MixB」を検索。家から車で20分、地下鉄ノーザンラインのArchway駅付近に日本人のスタイリストがいる美容院があることを突き止め、電話で予約を入れた。

avalon Hair & Beauty
87 Weston Park
Courch End
London N8 9PR

Tel: 020 8348 5501
www.avalonsalons.co.uk
www.facebook.com/debbie.avalonsalons

お店の外観はこんな感じ。パーキングは無いが、路駐スペースが正面の通り沿いの数十メートル先にある。午前中は駐車料金が無料だったので、午前中に行くのが良い。

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担当のチコさんはロンドン在住二十数年、いろいろ日本食入手方法、おすすめの店などを教えていただいた。チコさんの担当日は水曜と土曜のみ。価格も£20のところを土曜は初回利用者のみ£17、水曜日は常に£17の特別価格でお得になっている。(2015年12月現在)

良かった。これで生活の不安の一つが取り除かれた。主夫である自分は水曜日に行けばいつでも割引だし。とくにオチはありません。

ところで今日は妻の仕事始め、自分も主夫業本格始動の日。晩ごはんは冷蔵庫の残り物を使ってエビチリ、卵とセロリの炒めものの2品を作った。妻には喜んでもらったが娘は警戒して一切手を付けず。。。がっくり。ケチャップたっぷりで美味しいのに。

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※追記(2016/5/5)

その後まもなく、チコさんは都合によりお店をお辞めになられたとのこと。私は他に選ぶのがめんどくさいのでそのまま英国男性のディレクターさんにお願いして引き続きAvalonを使っております。