世界一のビル、ブルジュ・ハリファ
ドバイ4日目は、再び子連れでお出かけ。向かうはドバイに来たら絶対見ておきたい世界一の高さを誇るビル、ブルジュ・ハリファ(636メートル)である。

この建物、頂上の鉄塔部分を含めると800メートルを超える。アホみたいに高いこのビルの迫力をお伝えしようとカメラを構えても、普通のレンズでは入り切らない。回りに高い建物が沢山あるわけではないので、相対的な高さというのはわかりにくい、遠くから見るとただ単に高い建物くらいにしか見えないのだが、近寄った時の首の痛さがこのビルの半端ない高さを実感させる。
高すぎて模型すらカメラに収めるのが大変(笑)
高いのは建物だけではない。
展望台はチケットをオンラインで事前購入することをおすすめする。そもそも展望台への入場は予約制で入場時間を指定しておかなくてはならないことと、事前購入をしたとしてもチケット引き換えとエレベーターに関しては長い行列が出来ているからだ。
上図はブルジュ・ハリファのサイトより拝借。展望台の種類は大きく2つ、低い方と高い方。低い方は一般的なプラン。124階と125階、高さにして450メートルからの眺望を楽しめて、お値段125AED(通常)もしくは200AED(日没時)。ちなみに、AEDはディルハム、UAEの通貨単位で、日本円にして約4,800円と約6,100円。エレベータの使用料と考えると、これでももう十分ラグジュアリーなお値段。 平民の私は迷わずこれを選択。
ちなみに高い方は日頃上から目線のリッチな人向け?仕様。300〜500AED(約9,000円〜15,500円。エレベーターは専用のものに案内され、行列不要。更に23階上の148階、555メートルからの眺望を楽しめる。
子連れ入場のTIPS
展望台エレベーターに乗るのに30分以上は待たされそうだったのだが、3歳児をベビーカーに乗せて連れていたら、優先案内をしてくれた。あっという間に大行列を飛び越し、とってもラッキー。勿論乗せていたベビーカーは旅先で大活躍のPockit号。小さいお子様のいる方は、行列をショートカット出来ると思うので是非子連れアピールをしてみて欲しい。
いざ展望台へ
ものすごく高い。高すぎて並の高層ビル群がマッチ棒のように見えてしまう。
遮るものが無い孤高の眺望。とはいえ気になるのは砂塵。遠くの方はご覧の通り、霞んでよく見えない。折角の地上450メートルからの眺めなのにあまりきれいとは言えないのが残念。
125階から124階のオープンデッキを見下ろす、の図。何組ものカップルが眺望をバックにセルフィーを撮っていたが、悪いがこの埃っぽい空ではラブラブな記念写真もきっとロクな画像にはなってないだろう。一人6,000円払ってもよいなら、夜景のほうがより美しくおすすめだと思う。

クマちゃんと一緒に街を見下ろすうちの娘。3歳だとまだ高所への恐怖とか無いらしい。
お土産屋さんを通過して、帰途につく。
タワー横のモールで贅沢ランチ
向かいのショッピングモールに移動。直射日光を浴びながらの移動は焼けるように肌が痛い。このあたりの建物はとにかく何から何までやたら豪華。ここは昼食を取る為に訪れたのだが、地元在住の義姉に教えてもらったナイスな観光スポットでもあるのだ。

レバニーズレストランのテラス席からの眺め。目の前のプールが目に涼しい。写真では判らないが、実際は横にとても何倍も広いプールとなっている。ここで1時から10分程度、噴水と音楽のショーが始まるのだ。我々は食事をしながら、ブルジュ・ハリファの真下という特別な場所でショーを観覧できる。うーん贅沢!
この水のショーは夜のほうが豪華らしいのだが、十分楽しめた。クラシック音楽をバックに噴水が様々な形を織りなしていく。
つづく





パームジュメイラに二泊の後、現地に在住する親戚の家に移動。この日は親戚に無理をお願いし、娘を預かってもらって久々の子供なし小旅行に出かける。埃っぽいハイウェイを駆け抜け、向かう先は砂漠。
砂漠は景観保護区域になっているようで、電信柱や送電線などは視界に入らない様になっており、見渡す限りの砂漠。恐ろしく暑いのにも関わらず、ヤギもいる。
下の写真のような感じで、ランドクルーザーが数十台、隊列を組んで砂漠を爆走する。
そして暫く進むと景色は一面草も生えぬ砂丘に変わり、ランクルは砂丘のコブを攻めまくる。あえてコブの頂上を乗り越えるようにして進むので車は空を向いたり地面を向いたりとアップダウンが忙しい。シートベルトなしではいられない。人によっては車酔いをするとのこと。
特殊な運転資格を持ったドライバーが運転しているとのことだが、果敢に攻めすぎて砂丘の頂上でスタックしているクルマもあった。ドライバーに聞いたら、横転するクルマもたまにあるとか。その場合はお客も含めみんなで寄ってたかって元の向きにひっくり返すらしい。
砂漠のドライブのあとは、砂漠キャンプへ。まずはキャンプに入る前にラクダ乗り体験。ホントに体験だけで、1分程くるりと周囲を回っただけで終わりだった。
そして、キャンプの入り口。
キャンプの中はベリーダンスのショーステージがあり、それを取り囲むように座席がある。それ以外にもお土産屋や水タバコのブース、ヘナのタトゥーコーナーなどがある。
ドバイに来て辛いのは、酒が高いこと。暑い砂漠を越えてきて、ビールの一杯でも気軽にグイッと行けたら最高なのだが、高いので買うのを躊躇してしまう。結局コーラなどのソフトドリンクで済ませることが多かった。
加えてびっくりしたのは、配膳をしているおじさんたちは皆ランドクルーザーでお客さんを運んできたドライバーさん。つまりお客さんをクルマを降ろしたのち、彼らは皆キャンプでかれらをもてなすべく働いているのだ。なかなかドライバーも大変だ。
メシをくったら、ベリーダンスには目もくれず、シーシャを嗜む自分。







夜になると、砂漠気候なのでかなり涼しくなる。遠くの街の夜景がきれいで幻想的。





この地形、恐らく都市計画上は最低のプランナのではないか。外側のの3/4円周の部分はたった一本の地下トンネル(Atlantisの左横のくにゃっと曲がった細い線)で幹の部分につながっている。つまり、夕方になると、両サイドから大量の車が一点に集まるために、大渋滞が起こる。言われなきゃ気づかないが、考えれば納得である。アホだこれ考えた奴。責任者どこだ。














