ロンドン水道料金削減の必須テク

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ロンドンの上下水道料金だが、水道会社(Thames Water)からの請求金額が結構高い。年間の請求がまとめて来るのだが、その額なんと546.8ポンド(87,500)!月換算で46ポンドもかかる。

これには理由がある。こちらの水道料金の計算方法は2種類あって、ひとつ目はメーターを設置し、従量課金にする方法。これは日本と同じ。ふたつ目はメーターを設置しないかしていない場合、家のサイズと居住エリアからその家庭のChargeable Valueが自動的に決定され、そのレートに基づいた固定額が請求される方法。

現状、引っ越してきたばかりの我が家は水道会社が勝手に設定したレートで請求されているのだ。

一応、請求明細の中に、実際額による従量課金を望む場合はthameswater.co.uk/watermeterでメーター設置をリクエストせよと書いてある。

いくら物価の高いロンドンでもこの値段はないでしょと、水道会社への不信感がMaxになった我が家はメーターを設置調査を早速申し込んだ。

数日後、水道会社の調査員が我が家にやって来た。調査員は部屋のメーターボックス、水回りの設備を一通り確認、そしてベッドルームの数と居住人数を確認。その場でメーター設置可否については結果を教えてくれた。

結論として、うちにはメーターを付けることが出来ないから、結局Chargeable Valueによる請求になってしまうとのこと。ただし、今回の訪問査定に基づき、年間341ポンドに下がるとのこと。なんと削減効果は4割近く!

元のレートは一体何なんだと思うほどのボッタクリ。恐らく戸建住宅も含めての平均値でもとっているのではないか。もしくはどの家庭でも逆ザヤが起こらないほど高いレートを設定しているとしか思えない。

ここまで下がると、メーターをつけると更に安くなるのではと勘ぐってしまうが、日本人は風呂に入る回数も多いから、固定のほうがいいかもしれない。

ロンドン在住の皆様はもちろん、これから渡英する方も水道メーターの導入は速攻行うことを忘れずに。