前回(一日目)の続き
初めての英国内の旅、初日はピーク・ディストリクト国立公園をめぐるドライブを楽しんだが、二日目は滞在先のストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)の市内を周り、午後ロンドンへの帰路につく行程。
ストーク・オン・トレントとは
ストーク・オン・トレントはイギリスの陶器の里。世界に名だたるウェッジウッドを始めいくつもの陶器工場がある。各工場では見学ができたり、ミュージアムが併設されていて、英国の陶器について学べる他、なにより併設の直営ショップで陶器が安く買えるのである。今回はこれがお目当て。
エマ・ブリッジウォーター(Emma Bridgewater)
昨日の良い天気とうって変わり、風雨が激しくて逃げこむように入った一軒目はエマ・ブリッジウォーターの工場内ショップ。あのキャサリン妃もお気に入りのブランドだとか。
ポップでラブリーなデザインはキャサリン妃じゃなくても女子ウケしそうな感じ。写真にはないが、うちは食器の他に、子供用にメラミン製のティーセットおもちゃを購入。
工場の敷地内にもかかわらず、ショップの脇に庭があり、ニワトリまで飼っている感じがまたなんともレイドバックで素敵な感じ。自由が丘とかにありそうな雰囲気。これまた可愛いカフェも併設されており、子連れにも優しい仕様となっている。
バーレイ(Burleigh)
2件目はより伝統的なバーレイに。中国の陶器のデザインに影響を受けた草花の模様が有名なこのブランドは、チャールズ皇太子が窯元の維持・保存を行ったのだとか。
歴史を感じるレンガ造りの工場内には、
バーレイ社の陶器の歴史がわかるミュージアムをはじめ、
工場内を利用したショップがある。
特にこういった柔らかい色彩のものが有名とのこと。陶器に詳しくないのでふーんと言った感じで見て回る私。
カフェも併設。ちょっとした休憩に子供連れでも安心。
滑稽だったのは、訪問客はイギリス人も多いにもかかわらず、ショップだけは日本人客ばかりだったこと。それこそここは自由が丘か!?と突っ込みたくなる位、日本人に人気な場所のようだ。
Wedgwood
ウェッジウッドは同市に博物館もあるのだが、時間のない我々は買い物だけ目当てにアウトレットへ。ここは単なるアウトレット品の販売所なので、倉庫のような空間にスペース効率を重視した陳列がされているだけの場所となっている。但しお皿一枚定価64ポンドがアウトレット特価で16ポンドだったりと格段に安い。これはこれでおすすめ。