以前、日本から持ってきたクロスバイクが盗難に遭った話を当ブログでしたが (チャリンコ盗まれてヘイトクライム)、保険金も無事還ってきたので、そこからさらに奮発して人生初のロードバイクデビューを果たしてしまった。
購入したのはGiantのDefy Advanced 3。近所のカムデンタウンのGiantディーラーで、2016年モデルのセールをやっており、メーカ価格1,148ポンドが919ポンドに値下げされていたので1週間ほど悩んだ挙句、購入を決定してしまった。
そもそもこの自転車、日本のサイトで確認すると19万円(税抜)で、税込20万5千2百円となるのが、今回なんと約12万3千円。定価の1,148ポンドだったとしても圧倒的な内外価格差があり、超お買い得。ロードバイクデビューをするにはうってつけだった。
このDefy Advanced 3, フレームはフルカーボンでディスクブレーキを装備。コンポーネントはShimanoのTiagraというちょっと低めのグレードだが、そこは仕方ない。それよりもとにかく今回重要視したのはディスクブレーキ。なぜなら時速40キロくらい簡単にでてしまうロードバイクだけに、ブレーキの安心感こそが楽しいサイクリングに重要と考えているから。
実は以前のクロスバイクは所謂普通のタイヤのリムを挟み込むタイプのブレーキだったのだが、急ブレーキで大怪我をしたことがあった。交差点に高速で進入した所、障害物の影から他の自転車が現れ危うく正面衝突のピンチ、とっさにブレーキをかけたところ、自転車が急に止まりすぎて、自分だけが前に吹っ飛び、顔面から着地、目の横をパックリ割る大怪我、意識が朦朧とする中生まれて初めて救急車で運ばれ、病院で10針縫う羽目に。。。
ディスクブレーキはブレーキのタッチがアナログで力を入れた分だけ利き、制動のコントロールがし易いのと、雨や路面が濡れた状況でもブレーキの性能が落ちないのが魅力。とにかく海外で事故りたくないので保険のつもり。
また、写真をご覧いただく通り、フレームの上部パイプ、トップチューブが斜めになっており、地面と平行になるようなモデルと比べてより体がアップライトで楽な姿勢を取りやすく、長距離ツーリング向けらしい。緑が多く、美しい景色が沢山のロンドン、これから冬になるまでの間いろいろな場所へ勝手気ままなツーリングに出てみようと思う。
ちなみにタイヤは既にカスタマイズ済み、イギリスの舗装道路は日本ほどきれいに舗装できておらず、穴ぼこだらけ、路肩にはガラスの破片なども結構落ちてたりする。すでに10-20マイル程度のライドに3回行って3回とも前輪がパンクした。付属のタイヤはよほど安物なのだろう。
お陰で早速タイヤの脱着、チューブ交換をマスターできたのだがいい加減付き合いきれなくなったのでMichelin Power Enduranceという耐久性に特化したタイヤに換装したらすっかりパンクがなくなった。色も車体の赤に合わせ赤いラインのタイヤに替えてドレスアップ効果もアリ。眺めてムフフとなってしまう。
走って健康によし、カスタマイズして楽しんでもよしのロードバイク、なんだかマニアックな趣味にどんどん走りそうで怖い。財布には相当良くないぞこれ。